寒い時には痛いけど、温まると痛くない・・・そんな経験ありませんか?
ひとまず「運動」の話をしますと、筋温が上がっていない状態で急に負荷をかけると攣ってしまったり、肉離れや筋断裂と言った怪我につながります。なので運動前にはウォームアップをします。これにより筋肉の温度を上げ、血流を増やし、副交感神経優位の状態から交感神経優位の状態に切り替えます。「温まると痛くない」という現象はこれに近い現象です。
話を戻しますが、怪我をした直後や運動直後のアイシングという一時的な冷却を除き、慢性的な冷えは筋肉だけでなく内蔵や血管といった身体の器官に悪影響を及ぼします。それなら温めればいい・・・というのがお灸の原点ではないでしょうか。お灸には身体を温める作用があります。それが鎮痛になり、血流や代謝の改善になり、臓器機能も高めます。
お灸は免疫力の向上に有効です
お灸には白血球、特にリンパ球を増やす効果があります。
白血球は免疫に関連する細胞なので、白血球の増加は免疫力の向上に役立ちます。 お灸には白血球、特にリンパ球を増やす効果があります。